エンディングノートの各項目について、詳しく解説しています。基本情報から財産情報、親御さんの想いまで、各項目を記載する上でのポイントや注意点を理解することで、より充実したエンディングノートを作成することができます。この解説を参考に、ご自身に必要な情報を丁寧に書き出してみましょう。
コンテンツ一覧
①基本情報
エンディングノートの冒頭を飾る基本情報は、お子さんを特定し、緊急時に迅速な対応を可能にするための重要な情報です。遺言書とは違う、思いを伝えるためのツール エンディングノートは法的な効力を持つ遺言書とは異なり、親御さんの想いや希望、お子さ
②医療情報
医療情報は、お子さんの健康状態を把握し、適切な医療ケアを提供するために極めて重要な情報です。かかりつけ医、病院名、連絡先はもちろん、服用中の薬、アレルギー、既往歴、緊急時の連絡先など、詳細に記載する必要があります。
③日常生活
日常生活に関する情報は、お子さんが普段どのような生活を送っているのかを理解し、スムーズな生活支援を行うために不可欠です。起床時間、就寝時間、食事の好み、入浴の仕方、排泄の状況、着替え、コミュニケーション方法など、詳細に記載しましょう。
④性格・特性
お子さんの性格や特性を理解することは、個性を尊重した支援を行うために不可欠です。好きなこと、嫌いなこと、得意なこと、苦手なこと、こだわり、ストレスを感じやすいことなど、できる限り具体的に記載しましょう。
⑤支援について
現在利用している福祉サービス、支援内容、支援者との関係性、今後希望する支援など、支援に関する情報を具体的に記載しましょう。これらの情報は、お子さんにとって適切な支援を継続するために重要な情報です。
⑦親御さんの意向
お子さんの将来に関する希望、親御さんが大切にしていること、親御さんからのメッセージなどを、言葉で伝えるための項目です。この項目は、単なる情報伝達だけでなく、親御さんの想いを未来に繋ぐ、非常に重要な役割を担います。
⑧連絡先
親戚、友人、後見人候補、支援者などの連絡先を、漏れなく記載するための項目です。連絡先が変わった場合の更新方法についても記載しておくと、いざという時にスムーズに連携をとることができます。